うちも@言う間にオープン4年目に突入
オープン当時を思い出すと子犬の全国販売に力を入れたこともあった。
トリミングは引き渡した子犬のアフターと考えていたが、
今はトリミングをメインとした営業形態に少しずつ変わりつつある。
理由は僕自身がトリミングに興味をもって勉強し
ドッグショーの世界を少し覗いてしまったからだろう
ハッキリ言ってトリミングにしても
子犬の譲渡にしても趣味だから出来ることだと思う。
特にトリミングは引き渡したワンコたちの成長を見られることが
何よりの楽しみだ。思ったより随分良くなったなぁ〜!(^^)!
もちろんその逆だってたまには有る。
スタッフたちとそんな事を言いながら仕事している。
ただ幸いな事に血統の良い子たちばかりを扱っている為
大きな失敗は片手に満たない事と
なんと言っても客層の良さはにはビックリ!
こんな小さいショップに頼って来てくれている方々に感謝です。
これからお店を始めようとしている方々が居たら
一経営者の意見として聞いて欲しい。
まず子犬の販売についてはブリーダーでもしていないかぎり
仲介者は決してお金は儲かりません。
まっ犬がお金にしか見えない方は別ですが。
物品販売とは違い生き物の譲渡にはリスクが伴います。
一つに生命の補償他、譲渡後のアフターサービス。
つまり仕入れの時点から犬の知識がなければ
絶対にマイナスは避けられません。
当然脱サラ者にはアフター出来る知識も有りませんから
また最近ではインターネットの普及によるブリーダーの直売
が多くなってきていますから
ただ可愛い子が欲しいなどと言う一般的な消費者は
今後直接ブリーダーを求めてゆくでしょう。
また6月に法律の改正も有るようですし
特に子犬のインターネット販売は厳しい状況に直面するでしょうね。
ではトリミングサロンは
地域の客層、技術、接客、資金(最低500万)
以上の4つをクリア出来れば黒字経営できるでしょうが
最低3年間は赤字を覚悟しないといけませんね。
実際にうちもそうでしたし
中でも資金は重要で一ヶ月の経費は小さいサロンでも
自宅でない限り
家賃 10万
光熱費 4万〜
雑費(シャンプーなど)1万
広告宣伝費 5万
人件費(スタッフに)10万
上記の計算から最低限でも
毎月30万以上は経費のみで掛かってきます。
単純に一日5000円のカットを2匹ずつやっても30日で30万の売り上げ
当然経営者への給料まで回らないことが分かるはずです。
それにオープンしたてで一日2頭コンスタントに入ることは期待できません
それなりの宣伝をすれば別ですが。
よくトリミング雑誌などを見ると成功例として
好いことばかり書いてありますがそれはほんの一握りの成功者たちで
その裏でトリミング業をやめてしまう方々が
後を立たないのが現状です。
トリミング学校を卒業しなんの経営学も勉強しないで
会社を設立出来る訳有りませんよ。
甘〜い考えのそこの貴方。
もう一度考え直したほうが好いかも知れませんよ。
ちなみに僕はオープン2年目くらいまで
昼間は今の店で働き夜の9時から水商売をして
寝ずに我武者羅に働きましたから。
起業についてのご相談は→046-260-7511 店長 野崎まで
暇なときでしたら相談に乗りますよ(^・^)